透水コンクリート舗装Poracon pave

透水コンクリート舗装

透水コンクリート舗装

概要

ポーラスコンクリート舗装は、砕石と砂および特殊混和剤を添加したセメントペーストからなるポーラスコンクリートを敷きならし、特殊振動プレートやゴム巻きタンデムローラなどで締固めて仕上げます。主に歩道や広場、駐車場などの軽交通道路に適用されております。
また、近年では簡易的車道部にてもポーラスコンクリート舗装の適用事例もあり、ポーラスアスファルト舗装に比べて、耐流動性、交通荷重による空隙つぶれ、耐油性、タイヤの旋回や据え切り作用による骨材飛散などに対して優れています。

透水コンクリート舗装

特徴

  • 透水性能が高いため、水はねが起こりにくく、走行性や歩行性に優れています
  • 白色系で高空隙であるため、アスファルト舗装に比べ夏期の照り返しによる温度上昇を抑える効果があります。
  • コンクリート舗装系であるため、ポーラスアスファルトに比べて塑性変形抵抗性に優れており、わだち掘れや空隙つぶれが起こり難く耐油性に優れた舗装です。
  • 明色性が期待できます。
  • 雨水を地中に還元できるため樹木の育成に効果があります。
  • 雨水流出抑制施設として治水対策としても活用できます。

設計適性の確認

  • 設計CBRの検討

    地質及び路盤の強弱

  • 透水路盤厚の検討

    対象処理雨量・置換材

  • 環境適性の検討

    障害物・路面の勾配・植生の有無・使用頻度

  • 経済性・その他

    施工難易度・交通開放(養生期間)
    機械施工の可否の検討・安全性

  • 維持管理の検討

    目詰まり・補修